更新がしばらく滞ってしまいました。。。(私自身の結婚式があったりしまして。すみません。。)
これからはなるべくコンスタントに更新していきたいと思います。(とはいえ、教員は4月がとても忙しいので自信ないですが。。言い訳ばかりですみません泣)
今回の投稿では、僕が大好きなジャルジャルさんのネタ「国名分けっこ」について書いていきます。
言わずと知れた面白ネタですが、これを2018年のM-1決勝で見た時は衝撃的でした。。。
今回も僕なりの視点で、この「国名分けっこ」の面白さを分析していきます!
①ルール説明をほとんどせずに始めている
「国名分けっこ」という簡単なゲームだからこそかもしれませんが、ぐだぐだと話してルールを説明せずにゲームを実際にやって見せて、観客が次第にそのゲームのルールとおかしさに気づいていくというシステムをとっています。
これにより、観客は間延びすることなくあっという間に「ジャルジャルワールド」に引き込まれ、徐々にわかっていく面白さを共に体験できます。
要は、頭で理解させるというよりも感じさせているのです。だからこそ、「なんか分からないけど面白い」といった「感覚」を観客は抱くことになります。
これぞジャルジャルワールドだと僕は思います!
ちなみにこのネタは、友達どうしの普通の会話の流れでこのゲームに入っていくところも秀逸です。これにより、何気ない日常から一気にジャルジャルワールドに引き込まれてしまうのです。
②繰り返しによりクスクス・ジワリ笑いを引き起こしている
「イン・ドネシア」「アル・ゼンチン」「オース・トラリア」を中心に、面白い音が繰り返されるのがこのネタの特徴です。
これにより意味に注意を払うというよりも音を感覚的に楽しむことになり、先ほども書いたように頭で理解してというよりも感覚的に楽しい・面白いネタになります。
それぞれのワードを一度聞いただけでは面白いわけではないのですが、繰り返しおかしな音の言葉を後藤さんが真面目に淡々と繰り返していく姿に観客はクスクス・ジワジワ笑ってしまいます。
そうやって「大きな笑い」が起きる下地が作られていきます。
③後藤さんのタイミングの良いツッコミ
だんだんと溜まってきたクスクス・ジワジワの笑いをドカン!とさせるのが、後藤さんのタイミングの良いツッコミです。
感覚なのか、観客のリアクションを見てなのか、ものすごい良いタイミングで、「まさにそれ!」と共感してしまうツッコミを入れてくれます。
M-1では「頭おかしなるわ」「発狂するで」「見る人の精神状態によっては・・・」などといっていました。
もうほんと、繰り返しすぎて後藤さん大丈夫か?って思っていたタイミングだったので、観客も(僕も)大爆笑でした。
そして確かに、見ている人も意味不明な音の羅列に頭がぼーっとするような感覚になっているので、この後藤さんのツッコミで目が覚めるかのように爆笑してしまうのです。
④ゲームの合間の会話が漫才的
もしこのネタが何のやり取りもなく、ただゲームを見せられるだけだとしたら、おそらく漫才の巨匠たちの評価もグッと下がっていたことでしょう。
「漫才とは何か」という議論はさておき、ただのゲームでは飽きてしまいますし、ここまでの笑いは起きていないはずです。
二人のやりとりがとても自然で、会話の中にあのゲームを埋め込んでいるからこそ、漫才のネタとして完成度の高いものになっているのだと思います。
まとめ
- ルール説明をほとんどせずに始めている
- 繰り返しによりクスクス・ジワリ笑いを引き起こしている
- 後藤さんのタイミングの良いツッコミ
- ゲームの合間の会話が漫才的
以上の4点から、ジャルジャルさんの「国名分けっこ」というネタはとても面白いと感じました!もちろんもっと他にもあると思いますが、大きく分けて僕はこの4つがこのネタの魅力かな〜と思っています。
M-1のネタ後の松本人志さんのコメントが、このネタの素晴らしさを表していると思います!笑
「途中、ちょっと屁こいてもいた」
力むことなく、うっかり気が抜けてしまう気軽な面白さがあるネタということですね!
以上、ジャルジャルさんの「国名分けっこ」でした!(ジャルジャルさんのネタは今後もたーくさん紹介することになると思います、お楽しみください!笑)
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