B. リーグ 2023-2024シーズン 終幕!

先週の火曜、5/28(火) に広島ドラゴンフライズの優勝で幕を閉じたB. リーグ 2023-2024シーズン。

本当に、本当に白熱したチャンピオンシップの試合に、「ココロたぎり」まくっていたここ数週間でしたので、最近はもう何を趣味にして生きたらいいのかという状態です(お笑いの大会でもあればなあ。あ、あと数週間でバスケの代表戦もあるか!笑)。

さて、前回の投稿の続きからなるべく簡潔に書いていけたらと思います!

セミファイナル〜優勝決定まで

セミファイナル:名古屋D vs 広島

前回の投稿では、セミファイナルの展望を述べたのですが。

名古屋D vs 広島の方は見事に外してしまいましたね。

広島ファンの皆様、申し訳ございませんでしたm(__)m

ただ、勝負の世界に「たられば」はないのですが、もし1試合目を名古屋Dが押し切っていたら、名古屋Dの優勝という世界線も十分あったのではないかと思っております。

1試合目の前半、名古屋Dのシュートが当たりすぎていて、3クォーター目の入りが緩くなってしまった(簡単なミスをしても、まあ大丈夫でしょう!のような空気に見えました)。

そこで広島の徹底的な攻撃(&攻撃的なディフェンス)にあい、完全に流れを失ってしまった。

あの敗退は本当にもったいなかったです。悔やんでも悔やみ切れないでしょう。

しかし、2試合目。名古屋Dは見事なカムバックを果たしました!(よく考えれば、広島に連敗しなかった唯一のチームなんですよね)

1試合目と同じく前半からエナジー全開で試合を進め、1試合目以上に点差をつけて前半を終えました。

後半は流石に広島の反撃に遭いましたが、前半の大量リードが大きかったように思います。

1勝1杯のタイに持ち込むことができました。

運命の3試合目。先手を取ったのは広島でした。1Qは広島、2Qは名古屋Dがリードを奪い、前半は広島3点リードで終えました。

正直、この時点で勝負はついたと私は思っていました。

広島の後半の強さが尋常でないことをここまでの2試合で感じていたからです。

案の定、その通りの展開になってしまいました。

名古屋DのエースPG、齋藤拓実の怪我による離脱が大きかったのは言うまでもありませんが、後半の広島の勢いは彼がいたとしても止められたかどうかはわかりません。本当に強かった。。。

セミファイナル:琉球 vs 千葉J

上に比べて短くなってしまいますが、このシリーズをまとめると以下のようになります。

  1. GAME1は千葉Jの3ポイントが大当たり。富樫勇樹も笑ってしまうほど完璧な試合でした。この試合を見て天皇杯を思い出し、「やっぱり千葉Jは琉球と相性がいいのか?」と思いましたが、そうではありませんでした(そういや、天皇杯後もリベンジされていましたしね)。
  2. GAME2〜3は完全に琉球のゲーム。リバウンド数でも圧倒、そして千葉Jの3ポイントを完全に消していました。富樫勇樹を孤立させ、特にGAME3ではドライブに仕向けてやりたいプレーをさせていなかったのが印象的でした(切り裂いてくる彼の実力の高さには感服でしたが)。
  3. 結局はロールプレーヤーたちの差が出た3試合。琉球の勝った試合は出る選手が全て自分の役割を果たしていましたが、千葉Jは残念ながら富樫勇樹のワンマンチームのように見えてしまいました。

ファイナル:琉球 vs 広島

ある意味、琉球 vs 千葉Jのセミファイナルのような3試合になったと言えるファイナルでした。

1試合目は経験の差が出たのか琉球が内容的には圧倒。3ポイントが15/33 (45.5%)と大当たりしました。

ただ、点差で見るとそれでも12点差。かつ、広島の3ポイントも38.1%であり、リバウンド数も互角。後半に限ればやはり広島の勝ち。僕は非常に不気味だと感じていました。。。

案の定、僕の感覚は正しかったです。

2試合目は前半はなんだかんだ琉球がリードしましたが、わずか4点差。

やはり広島相手にはこの点差では足りませんでした。

3試合目は、広島が6点リードで前半終了。実は、第3戦は僕も会場で見ていたのですが、広島がリードして終わった時点で雰囲気的にもこれは広島の優勝だと確信していました。

最高の雰囲気でした。。。今でも「Go Go Kings!」「ディーフェンス!」のコールが頭から離れません。

二人とも賞をとりましたが、広島中村拓人山崎稜は安定感抜群でしたね!

中村は23歳にもかかわらず落ち着きが半端なく、ヨーロッパ型のPGのイメージでした。フィジカルが強く、ボールも簡単に失わないし、視野が切れない。ディフェンスでもミスマッチの時間を凌ぐことができ、中でも印象的だったのは終盤にヴィック・ローにミスマッチをつかれそうになったのを2回も止めたことです。

山崎はなんと言っても3ポイントですよね。GAME3の2/5(40%)が「不調」に思えるほどに入りまくっていました。そして、3ポイントだけでなく、仕向けられたミッドレンジのシュートもバシバシと決めていました。相手からしたら相当大きな「誤算」だったと思います。

そして、広島の強さはなんと言ってもチームとしてのディフェンス力でしょう。

GAME3では琉球を50点に抑えるなど、圧倒的なディフェンス力でした。マンツーマン、ゾーン、マッチアップゾーンなど、出場している選手にあった戦術で相手を混乱させまくっていました。

全体的に背が高く(そして手が長く)、機動力のあるメンバーなので、スイッチしても全然ズレが生まれないのが印象的でした。ミスマッチをつこうとしても、コートに6人いるのではないかと言うくらいの速さでローテーションをし、相手の強みを消してしまっていました。

そして、中村を筆頭に、2線・3線のポジションの選手もボールマンに常に目を光らせ(そして長い腕を伸ばし)、相手の自由を奪っていました。

相手からしたらどうやったら攻略できるか分からないくらいいろいろな守り方をしていたので、本当にやりづらかったと思います。

攻撃では中村を中心に組立て、シューターの山崎を使ったり、エバンスやメイヨの個人技を生かしたりしていました。また、他の選手が攻撃を組み立てる側に回ることもあり、その点が琉球と少し異なっていたように思います。

とにかく、広島は強かった。完璧に優勝に値するチームだったと思います!!

シーズン開幕前までは、おそらくブースター以外は広島の優勝を予想していなかったでしょう。

こういうチームが実力をつけて優勝することで、B.リーグの新しい歴史が刻まれていくのだと思います。

本当に、素晴らしいシリーズでした!!!

おわりに

冒頭にも書いたように、最高のシーズンが終わってしまった今、僕は何を楽しみに生きたらいいのかとなりかけているのですが。

そうです、この先は日本代表戦があるじゃないですか!!!笑

先日合宿のメンバーが発表されましたが、ファイナルを見て僕の「推し」になった中村拓人は追加招集されていませんでした。。。

ちょっと遅すぎたかあああ。いや、まだわからないかな。

また来週の投稿では、パリ五輪のメンバー予想をしていきたいと思います。

パリ五輪を楽しみに、これからは頑張っていきましょう!笑

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